以前、経済国で在りながら日本人の歯は汚いと言ったイメージが根強くありましたが、近年では人々の歯に対する意識が徐々に変化を遂げています。
その中で歯科医院の力は大きな影響を与えています。
近年の治療は麻酔などの技術が向上していることから、治療時の痛みが軽減されているのも特徴的です。
さらに虫歯の治療のみならず、歯並びを改善するべく歯列矯正やインプラント等の治療方法もあります。
歯列矯正においては幼少時代から治療を進めるかたもいるほど、歯に対して意識は向上しています。
また、日々の歯の手入れ等も歯科医院を利用されるかたが増加傾向にあります。歯を美しく見せるためのホワイトニングや、虫歯対策として歯石取り等も定期的に行うことで、歯の見た目の美しさだけではなく、歯の健康も守ることが可能と言えます。
近年では、歯科医院の数が増加傾向にあり、一説ではコンビニエンスストアよりも多いと言われています。
そのなかで歯科医においても得意分野は必ずあります。
歯列矯正やインプラントが必要であるのであればそれらを得意としている医院を、治療優先であるのなら治療技術に長けている医院を、ホワイトニング等であれば衛生士の腕までも視野に入れて自分に合った歯科医院を選択することが必要です。
虫歯や歯周病の予防のためには、自分に合った歯ブラシを使用して歯磨きを行うことも大切です。
しっかり磨いているつもりでも、自分の歯のサイズに合わない歯ブラシでは、奥歯まで磨けなかったり細かい部分までブラシが届かなかったりするほか歯茎を傷めてしまう場合もあります。
成人でも歯が小さな人の場合、子供用のブラシでも良い人もいます。自分に合った歯ブラシがどのようなものか分からないときには、歯科で相談するのが一番です。
歯科ではちょうど良いサイズで磨きやすいものを勧めてくれる上に、歯の磨き残しを見れば磨き方の癖までも分析してもらえます。
例えば利き腕側の奥歯は腕が回しにくいことから、きちんと磨けていない人も多いのですが、そういったアドバイスもしてもらえるので非常に参考になります。さらに正しい磨き方の指導もしてもらえる所もあるでしょう。
自分に合った歯ブラシを歯科にて購入し、ブラシの替え時になればまた歯科を訪れて歯の定期検診も受けるようにすれば、一石二鳥です。
万が一虫歯や歯周病にかかってしまっていても、検診で早期発見できれば治療も楽でしょう。信頼できるかかりつけの歯科を見つけて、歯ブラシについても相談してみましょう。
2022/4/20 更新